藤沢烈

| (社)RCF復興支援チーム代表 一橋大学卒業後、バー経営、マッキンゼーを経て独立。「100年続く事業を創る」をテーマに講演・コンサルティング活動に従事。 創業前の若者に1億円投資するスキームを企画運営し、話題を呼ぶ。「雇われ経営参謀」として500人以上の経営・企業相談を受けてきた。 2011年3月11日の東日本大震災を機に、コンサルティングは休止。震災復興を支援する(社)RCF復興支援チームを設立。復興庁政策調査官も務める。 ■ブログ http://retz.seesaa.net/ ■(社)RCF復興支援チーム http://rcf311.com/ ■「ヒトゴト」第一回公開インタビュー「一日3冊の読書法」(2009年4月) http://hitogoto.com/public01/ |
(2012年7月 神宮前六丁目「スターバックス」にて)
今につながる経験
(清水宣晶:) あれ・・?このスタバ、すごくすいてて、
居心地いいなあ。
(藤沢烈:) そう、意外と穴場なんだよね。
前回、サシで話したのは、
震災の直前に、アジアのどこかの国から
烈が帰ってきたばっかりの時だったから、
結構前になるね。
ああ、、
震災編の前の、海外編の時かな。

(笑)そう!
「レツ記」の章立てでいうと、
海外編の最終章くらいだったよ。
今日は、その後の話しを聞かせてもらおうと思って。
ぜひ。
よろしくお願いします。
生活サイクルって、前と変わった?
いや、朝は5時くらいに起きて走ってるし、
基本的なスタイルは変わってない。
相変わらず、おそろしいぐらいに
自分のペースを崩さない人だなあ。
崩されたくない性格だからね(笑)。

今までの経験を振り返ると、
ジョブズが言ってたような、点だったものが、
後からつながって線になってるような感じあるんじゃない?
そうだね。
やってきたことが今につながってるのは、
すごく感じる。
ひたすら本読んだり、旅してた時期の経験も、
つながってる?
それもつながってるけど、
読書とか旅は、割とここ3~4年の話しだから。
どっちかっていうと、その前の、
社会起業支援やベンチャー支援の経験とか、
サロンをやってたことのほうが、今につながってるかな。
「狐の木」(※1998~2001年、北区王子にあったバー)
の経験も、今に活きてるんだ?
町の復興をするっていう時に、やっぱり、
「場所」っていうのは、すごく重要で。
うんうん。
特に今回は、津波で建物が流されちゃったからね。
被災者が集まる場所がないと、なにかを決めることが出来ない。
地元の人たちが実際に顔を合わせる場が、
必要なんだな。
そういう、物理的な場があると、
だんだんとコミュニティが生まれていく。
それは、時間を決めて、
目的を持って集まる会合だけじゃなくて、
なんとなくフラッと人が立ち寄ることも
出来る場所ってことだよね?
そう、偶発性がある場がないとダメなんだよね。
場っていっても、なんでもいいわけじゃなくて、
人が集まりやすいとか、話しやすいとか、
フラットになれるとか、そういうデザインがすごく重要。
場の、ハード面とソフト面と、
両方考えないとなんだな。
誰がやるかっていうのも、すごく大きい。
店をやってた経験で感じるんだけど、店長って重要で。
この店長がいるから来る、っていうお客さんが、
半分くらいはいるんだよね。
それはあるよなあ。
もちろん店長だけでもダメで、
立地の問題もあるし、どういう設備があるかってことも重要で。
そう考えると、お店って総合芸術でもあるんだよね。
復興のまちづくりも、それに近いところがある。
たしかに。
かなり似てる感じするね。

ETICと一緒に社会起業の支援をやっていた時は、
民間のお金を使っての事業づくりを考えていた。
ゆくゆくは地域にお金も人も足りなくなっていく中で、
復興をすすめるにも、そういう社会起業のノウハウは必要だね。
自治体との関係を考える時、
僕らの世代っていうのは、
対立型じゃなくて、連携型だと思っていて。
それは、震災以前から、
連携型だったっていうこと?
高度経済成長期は、役所に力があって、
どんどんリードしてまちづくりをしてた。
その頃の市民活動は、行政の行き過ぎを止める役割だったんだね。
でも、最近は役所はお金がないし、人もいないしで、
民間と連携しないと仕事ができなくなってきた。
僕らがやってきた、社会起業とか事業型NPOでは、
行政と連携はするけど、行政におんぶに抱っこにはならない。
その辺て、僕らの年代で意識が変わってきてる気がするんだよね。
この10年取り組んできたことが、融合してる感じがする。
ほんと、これまで烈がやってきたことは、
今のためにあったんじゃないかと思うぐらい、
リンクしてるなあ。
僕も、なんでもわりと前向きに解釈するほうだからね。
それを言ったら、誰でもそうなんだろうけど、
結果的には全部つながってるし、無駄なことはないよね。
震災復興の現状
で、、今日、烈に教えてもらおうと思ってるのは、
震災復興の現状のことなんだよ。
その話をぜひしたくて。
手伝っていただきたいんですね。
おお!
それは、もちろん。

復興ということでいうと、
まず、エリアがものすごく広くて、
岩手、宮城、福島の沿岸部だけでも、500kmある。
質的にも、いろんな問題があって、
町をもう一回作るっていうこと以外にも、
原発避難とか、心の問題とか、教育の問題とか、
どの切り口でいっても、いくらでも仕事はあるし、
手伝ってほしい人がいっぱいいる状況なんです。
うんうん。
でも、僕が思ってるのは、
復興を分散的にやっても、
局地戦になっちゃうっていうことなんだね。
場当たり的に、ここが困ってるから対応する、
っていうことを続けてると、消耗戦になっちゃう、と。
そう、
全体の中で、どこに力をかけるべきかを、
もっと共有していく必要があると思ってる。
復興を統合的に見てる人が足りてないと思うんですね。
メディアで問題だって言われたことに、バッて飛びついたり。
それはもちろん、問題じゃないわけじゃないんだけど、
全体で見た時に、「今、そこなのか?」と。
たしかに、その時その時でテレビが問題として扱ってることを、
やりたくなっちゃうよね。
やりたくなる。
しかも、みんながそればっかりになっちゃうし、
エリア的にも、一部に偏っていく。
それを否定したいわけじゃなくて、
大事なことなんだけど、あまりにもバランスが悪すぎる、と。
その現状を、少なくとも僕らは理解をして、
「こっちじゃないの」と発信しなきゃいけないと思うんだよね。
一番行動力もあって、頑張るべきなのって、
僕らの年代だと思っていて。
20代よりは、ある程度の余裕と専門性がありつつ、
40代や50代に比べれば、比較的フットワークも軽いはずで、
この年代の責任というか、果たすべき役割は、
ものすごく大きいと思ってる。
そうだね。

復興の話しにしても、僕らはもう少し学んで、
これが一体どういうことで、何をすべきかっていうことを考えて、
有機的に連携しなくちゃいけないんだけど、
今、あまりにもバラバラに動いている、
っていうのが、課題としてある。
自分なりに、今の状況っていうのを整理して、
何が起きてるかを伝えながらも、
一番のポイントをおさえていこうっていう
スタンスでやっていて。
たとえば、原発の再稼働の問題は、
もちろん大事なことではあるんだけど、
そこにグーッと大勢の行動を寄せられちゃうっていうのは、
あまりバランスが良くないと思ってる。
たしかに、今そこに、
人数や関心が集中しちゃってるのは、
もったいないって思うよ。
今の原発の状況って、政府を攻撃したり、
反対すればいいっていう問題じゃなくて。
もっとエネルギーというものをロングスパンで見て、
勉強をして、どうデザインするかっていうことを、
真剣に考えなくちゃいけない。
今の時点では、再稼働をどうするかっていう問題よりも、
福島で、また大きな地震が起こる可能性のほうが
よっぽど大きな問題で。
あれを支えてあげなければいけないし、
今避難されている15万人のケアをまっさきにしないといけないと、
僕は思ってる。
福島だけじゃなく、宮城、岩手にしても、
住民の皆さんと行政との繋がりづくりに課題がある。
このままじゃまずいんだよね。
復興庁が出来た後、
トップダウン型の指示系統っていうのは、
機能しているの?
これはね、
福島に関しては、また別に考えないといけないんだけど、
宮城と岩手は、国からのトップダウンにしちゃダメなんだよ。
あ、そう!
それは、どういう理由で?
今、被災地で何をやってるかっていうと、
たとえば、20~30世帯ぐらいの集落が津波に流された町では、
集落を同じ場所に残すのか、高台移転するのかっていうことが
論点になってるんだけど、それは、国とか市町村では決められなくて、
現地の集落の人が、自分たちで議論をしなくちゃいけない。
で、その結論はどういう形になってもいいと思うんだけど、
意見がバラバラじゃダメで、
コミュニティーで一致団結しないとダメなんだよね。
それを、この集落の人はこっちに移転してください、
っていうことを国が強制することは出来ないし、民主主義に反する。
国がやるべきことは、
それを議論するための専門家が必要だったら派遣するとか、
情報が必要だったら提供する、っていうことで。
でも実際には、そこらへんが必ずしも上手くいってないから、
側面支援が必要なんだね。
だから、地域の復興は、トップダウン型じゃなくて、
あくまでもボトムアップ型で進めるっていうのが大前提。
そうやって、現地の人たちで話し合いをしてたら、
時間がかかり過ぎたりはしないのかな?
そこが大事なポイントで、
僕も今回、勉強をしてわかったんだけど、
時間をかけるべき、なんだよね。
みんな、「急がなきゃいけない」って言うけど、
避難をして仮設住宅に住んでいる人たちは、
今すぐに生きる死ぬっていう状態じゃない。
何が一番問題になるかっていうと、
元のコミュニティーが戻らないことのほうで。
住む家が出来たとしても、その周りに、
誰も知り合いが住んでなかったら、生きていく意味が減ってしまうから。
そうだよね。

この町をこの仲間たちで元に戻そう、
っていうコンセンサスを先に得ないと、
若い人がどんどん外に出ていっちゃうんだよね。
機械的に「あなたはここに住みなさい」とか言われても、
僕らでいえば、国連の人が来て、中国のこの土地に住みなさい、
とかっていきなり言われるようなもんなんだよ。
そうか。
生まれた時からずっとその土地に住んでた人にしたら、
ちょっと場所が変わっただけでも、外国と一緒だよね。
そういう感覚だから、
一年ぐらいじっくり時間をかけてやっても、
問題ないんです。
それよりも、
仮設住宅を出た後の生活が、
ちゃんと見えてるほうがいい、と。
そう。
だから、ボトムアップのやり方が必要なのはわかってるんだけど、
今、市町村の力が弱まっちゃってるんだね。
これは、二つ理由があるんだけれど、
そもそも、震災で市町村が大きなダメージを受けたのが一つ。
もう一つは、震災以前に、市町村合併で、
そうとう職員が削られちゃってることもある。
行政が町のことを把握しきれてないから、
町の人たちに、これから考えてもらうべきことを伝えられてない。
市町村にかかわって活動をする
ボトムアップの流れを機能させるためには、どこから手をつけていけばいいの?
先に、ざっくりとした結論を言ってしまうと、
僕らの年代の、熱意のある人間が、
市町村にもっと関わるべきだと思うんですね。
もちろん、NPOを通じて支援活動をしてる人はたくさんいるんだけど、
その中だけで活動が閉じちゃってることが多いから、
それよりも、現地の市町村に入って活動をしたほうがいい。
任期付き職員っていうのがあって、
今、国がその費用を出してくれているから、
市町村側が受け入れOKだったら、民間でも入れるんです。
もちろん公募はかけるわけで、その採用プロセスはあるけれど。
外から何か言うのではなくて、中から行動する人を、
もっと増やすべきだと思ってる。
住民票は、
その市町村に移さなくてもいいの?
それは、必要ない。
被災市町村の任期付き職員が、
それぞれ東京にも駐在してもらうことがあってもいいと思う。
なるほど。
東京にいながら出来ることっていうのも、
たくさんある?
東京で何をやるかっていうと、
企業誘致とか、専門家を集めてきたりとか、国との折衝とか。
都内に事務所を借りて、いくつかの被災地職員が集まって、
その場で、情報共有をばんばんやる、と。
コワーキングスペースみたいだね。
同じ場所に集まることで、自然と、
お互いの連携がしやすくなるのは、すごくいいと思う。
職員になることで、自由に行動出来なくなったり、
副業禁止だったりっていうことは無いの?
契約形態次第で、問題ない。
守秘義務は、もちろんあるけれどね。
あんまり多くの給料は出ないけれど、
復興に関わる人は、ボランティアベースでやってる人も多いわけで、
そういう人たちに、市町村の中の仕事にも関わってもらえばいいと思う。
そういう制度があるなんて、全然知らなかった。
どこの市町村でも、募集ってしてるの?

南三陸町はいま募集中だし、
他の市町村も、募集を始めつつある。
職員になった場合、具体的に、
どういう活動をすることになるんだろう?
今、阪神や中越震災のケースから、
復興の10年間でどういう事業が必要になるかを分析してるんだけど、
一番必要なのは、住宅なんだよね。
今回も、家が流されてる人が多いから、大問題。
その住宅も、ただ作ればいいんじゃなくて、
家の周りに病院が必要になるとか、学校を作らないといけないとか、
まち全体をプランニングする人が、足りていない。
都市のデザインが必要なんだね。
専門家はいるわけで、皆さんと連絡をとって考えてもらう、と。
市の職員として、その人自身が考える必要はないんだけど、
問題を認識して、マネジメントをする役割の人が必要。
今起こっているのは、
「うーん、誰に頼めばいいんだろう?」って悩んだ挙句に、
自分でやりすぎて、粗いプランを考えてしまって、
失敗する、っていうパターンだと思う。
そこは、ちゃんと、
いいプランを作れる人を探すべきなんだな。
そう、大事なのは、まず、
自分たちだけでやりすぎないこと。
専門家は多くいるわけだし、予算もあるんだから、
ちゃんと呼んで、分析してもらって、
やってもらえばいいわけで。
最終的に決定するのは市長だけど、
その、たたき台を作る人がいることが重要なんだよね。
次に、コミュニティの再建っていう課題がある。
その中には、公園を作ることも、病院を作ることもある。
それも全部、制度はあるんだけど、進める人が足りない。
そうか。
よくわからないまま飛び込んで、
ボランティアをしようとするぐらいだったら、
職員のような立場になったほうが、出来ることたくさんあるんだね。
そうすることで、一つ大きなレイヤーから見て、
本当に優先度が高いことから手をつけることができる。
仮設住宅っていうのは、再来年には無くなるんだよね。
その後の住宅再建をどうするかを真剣に考えておかないと、
支援づけになって、そのまま、
ずっと働けない人ばっかりになってしまう可能性がある。
どこに住むかを決めることと、コミュニティ作りを
セットでやらなきゃいけないんだけど、
それが今、出来てないって思う。
予算の確保の問題
そういう、人の問題が一つと、もう一つ、大きい問題はお金だね。
復興予算は20兆円もあるけれども、
その予算をどう使うか考えていくのは、市の役目なんだよ。
市としてこういう事業をやりたい、って言って、承認される。
国が使い道を決めてるんじゃなくて、
市が決めた使い道に、予算を振り分けてるんだね。
何が問題になってるかを簡単に言うと、
ハード系の、橋を建て直すとか、
住宅作るっていうことぐらいしか、
余裕がなくて考えられてないんですよ。
予算が組めないから、
請求することも出来ない、と。
で、その予算も、請求出来る期限が、
あと4年なんだよね。
でも、何にお金を使うのか、今はまだ決められないところがあるし、
高台移転というのも、時間がかかる。
山とか切り崩すから、来年すぐ出来るわけじゃなくて、
移転するまで5年ぐらいかかるんだよ。
で、移転してはじめて、集会所がほしい、
神社がほしい、となるじゃない。
後で、「あ、そういえば神社は!?」
みたいなことになりそうだよね。

今から予測出来ないんですよ。
何人移転するかわからないし、誰も移転しないかもしれない。
そんなところで、神社がどうとか、組み込めるわけがない。
それは、阪神地震でも中越地震の時も同じ問題はあったんだけど、
復興基金みたいのを作って、バジェットを10年分確保して、
4~5年後になって使い方を決めるっていうやり方がある。
これまでは、運用型だったから毎年同じ金額のお金が入ってきたけど、
今は低金利の時代だから、取り崩し型っていって、
まとめてお金を渡してしまったんだね。
このお金が、5年待たずに早々に使われてしまおうとしている。
5年後10年後のために、お金をとっておこうよ、って市町村に呼びかけているのが、
今の僕の仕事の一つです。
それもまた、考えたことなかったけど、
重要なことだね。
予算そのものはいろいろあるけれど、
市町村側で、それを取りまとめる人が足りない。
だから、もっと民間からも市町村に関わってもらって、
まず、その取りまとめをやってほしいんです。
今、どこの市町村が人が足りていないっていう、
優先度の違いっていうのはあるの?
どの地域も、ハードが終わるのが4~5年かかる。
そこでやっと、復興の全体が見えてきて、
外の専門家とつながったり、予算を確保するために人が
必要になってくるっていう点では、どこも共通してる。
それも、ある程度バランスよく配分しないと、
メディアで取り上げられる町ばっかりに人が集まっちゃって、
知名度が低い町なんかは、状況がひどいんだけど人が来ない、
ってことになっちゃいそうだね。
それも、生まれてしまう課題だね。
基準を作って、どの市町村でも最低限、
ABCランクのBまではいかなきゃいけないとしたら、
まずCのところから人を送ろう、っていうことも、
どっかでやらないといけないだろうね。
今はまだその手前で、
僕の身体的には、一つの市だけで手一杯なんだけど、
みんなが別々の場所に分散しながら、
facebookなんかで情報共有して、
横で連携する、っていうことが出来れば思う。
市町村の中に入って関わっていくっていうのは、
知らない人多いだろうから、そういう制度があるって知ったら、
「そうか!」って思う人たくさんいるんじゃないかな。
総務省でもwebには出してるから、
そういう制度があるっていうことは言えるんだけど、
その方法の広げ方が難しい。
一つの市で事例を作って、こういうやり方がある、
っていう形でPRをしないと伝わりにくいって思ってる。
でも、話し合い自体には時間をかけたとしても、
人を集めるのと、制度を作るのは、急がないといけないよね。
それは、本当にそう。
やるべきことはわかっているんだけど、
今話したような情報をどう広めていくかっていうところが悩みで、
周りに伝えきれていないのが、自分としての課題だね。
じゃあオレは、まず、今日聞いた話しを、
周りの人に共有していくところから始めようかな。
ぜひ。
それは、すごく助かる。
一緒にやっていきましょう。
(2012年7月 神宮前六丁目「スターバックス」にて)
【清水宣晶からの紹介】
烈の存在を特徴付けているのは、私心の無さということだと思う。
社会起業や企業経営に関するプロフェッショナルとして、自身の影響力がどれだけ大きくなっても、それに奢るということがなく、公共心を忘れずに、常にコツコツと努力を続けている。
そして、東北の震災以降は、みずからのリソースのほとんどを震災復興の活動に注ぎ、分刻みのスケジュールの中で、獅子奮迅の働きをしている。
そういう彼であるからこそ、年長年少を問わず幅広い年代の人々に慕われ、アドバイスを乞われるだけの求心力を持ち続けることが出来るのだと思う。
僕と同年代であることもあって、烈が今、何をやっているかということは、常に自分の手本になっているし、彼と話しをする時には、自然と背筋が伸びるような気持ちになる。
これほど刺激になる畏友を持てたことに、感謝している。
烈の存在を特徴付けているのは、私心の無さということだと思う。
社会起業や企業経営に関するプロフェッショナルとして、自身の影響力がどれだけ大きくなっても、それに奢るということがなく、公共心を忘れずに、常にコツコツと努力を続けている。
そして、東北の震災以降は、みずからのリソースのほとんどを震災復興の活動に注ぎ、分刻みのスケジュールの中で、獅子奮迅の働きをしている。
そういう彼であるからこそ、年長年少を問わず幅広い年代の人々に慕われ、アドバイスを乞われるだけの求心力を持ち続けることが出来るのだと思う。
僕と同年代であることもあって、烈が今、何をやっているかということは、常に自分の手本になっているし、彼と話しをする時には、自然と背筋が伸びるような気持ちになる。
これほど刺激になる畏友を持てたことに、感謝している。















第283話 木下英一
第282話 白井康平
第281話 在賀耕平
第280話 太田泰友
第279話 柄沢忠祐
第278話 鮏川理恵
第277話 伊藤大地・麻里子
第276話 金澤金平
第275話 近谷浩二
第274話 岡田信一
第273話 大野佳祐
第272話 吉田マリア
第271話 齋藤志穂
第270話 富岡直希
第269話 中村尚哉
第268話 塩川浩志
第267話 篠原憲文
第266話 金子久登己
第265話 大島亜耶
第264話 上山光子
第263話 日野秀明・熊谷祐実
第262話 山田貴子
第261話 渡辺正寿
第260話 桑原大輔・あやこ
第259話 田原さやか
第258話 高野慎吾
第257話 安久都智史
第256話 堺大紀
第255話 塚原諒
第254話 鈴木優介
第253話 藤原みちる
第252話 濱野史明
Mike Davis
第250話 松本菜穂
第249話 大竹恭子
第248話 前村達也
第247話 あや
第246話 須田高行
第245話 福原未来
第244話 古谷威一郎・育子
第243話 井出天行
第242話 吉澤希咲子
第241話 竹内真紀子
第240話 熊本敦子
第239話 飯塚悠介
第238話 ハン・クァンソン
第237話 山本勇樹
第236話 吉川徹
第235話 室伏那儀
第234話 石川伸一
第233話 北幸貞
第232話 石田諒
第231話 久保礼子
第230話 青山光一
第229話 永富さおり
第228話 Simeon
第227話 吉田岳史
第226話 茂木重幸
第225話 向井朋子
第224話 大槻美菜
第223話 五十嵐昭順
第222話 山川陸
第221話 小林まみ
第220話 木下史朗
第219話 縄
第218話 ナカイ・レイミー
第217話 岩瀬直樹
第216話 カトーコーキ
第215話 服部秀子
第214話 東孝典
第213話 一戸翔太
第212話 柳澤拓道
第211話 りょうか
第210話 安藤雅浩
第209話 篠塚光
第208話 依田昂憲
第207話 森村ゆき
第206話 大北達也
第205話 伊勢修
第204話 中村里子
第203話 柳澤龍
第202話 細川敦子
第201話 山岸直輝
第200話 中澤眞弓
第199話 高野ゆかり
第198話 四登夏希
第197話 森田秀之
第196話 山﨑恭平
第195話 豊田愛子
第194話 金山賢
第193話 坂本正樹
第192話 江原政文
第191話 マツダミヒロ
第190話 おぎわらたけし
第189話 番匠健太
第188話 高塚裕士
第187話 森田藍子
第186話 黒澤世莉
第185話 橘田昌典
第184話 森村茉文
第183話 梶原隆徳
第182話 松本祐樹
第181話 中村元治
第180話 小園拓志
第179話 あらいみか
第178話 麻生沙織
第177話 豊田陽介
第176話 出口治明
第175話 森岡真葵子
第174話 阿部翔太
第173話 多苗尚志
第172話 石井貴士
第171話 田中美妃
第170話 井手剛
第169話 ひらつかけいこ
第168話 住田涼
第167話 松田大夢
第166話 藤田伸一
第165話 田口師永
第164話 大野佳祐/豊田庄吾
第163話 ウサギノネドコ
第162話 小野寺洋毅
第161話 はる@よつば
第160話 森村隆行
第159話 篠原祐太
第158話 ナカムラケンタ
第157話 大野雅子
第156話 クラリスブックス
第155話 紀乃のりこ
第154話 川島優志
第153話 木村孝・真由美
第152話 佐藤明日香
第151話 大槻美菜
第150話 吉村紘一
第149話 森村ゆき
第148話 辰野まどか
第147話 大橋南菜
第146話 アラ若菜
第145話 宮原元美
第144話 源侑輝
第142話 熊崎奈緒
第141話 山中思温
第140話 徳永圭子
第139話 木戸寛孝
第138話 上村実生
第137話 吉田秀樹
第136話 平世将夫
第135話 杉なまこ
第134話 田村祐一
第133話 小橋賢児
第132話 竹沢徳剛
第131話 草野ミキ
第130話 藤沢烈
第129話 竹田舞子
第128話 KERA
第127話 石神夏希
第126話 山本恭子
第125話 吉村紘一
第124話 小原響
第123話 小笠原隼人
第122話 鈴木教久
第121話 物井光太朗
第120話 山本大策
第119話 中村真広
第118話 柳澤大輔
第117話 菊池大介
第116話 岩村隆史
第115話 大嶋望
第113話 今井健太郎
第112話 高橋政臣
第111話 栗田尚史
第110話 上村雄高
第108話 野口恒生
第107話 内野徳雄
第106話 森村泰明
第105話 中村洸祐
第104話 竹下羅理崇定部
第103話 田中美和
第102話 本田三佳
第101話 門松崇
第100話 浅見子緒
第099話 たきざわまさかず
第098話 大野佳祐
黄昕雯
第096話 山本達夫
第095話 本田温志
第094話 内田洋平
第093話 沢登理永
第092話 辰野しずか
第091話 マツダミヒロ
第090話 宮坂善晴
第089話 大久保有加
第088話 谷澤裕美
第087話 笠井有紀子
第086話 高杉なつみ
第085話 菅野尚子
第082話 小座間香織
第081話 山口夏海
第080話 藤田伸一
第079話 森田英一
第078話 新井有美
第077話 神田誠
第076話 紺野大輝
第075話 花川雄介
第074話 間庭典子
第073話 木村由利子
第072話 有紀天香
第071話 山崎繭加
第070話 佐藤孝治
第069話 金澤宏明
第068話 山田康平
第067話 西野沙織
第066話 川端利幸
第065話 岩下拓
第064話 清水宣晶
第063話 高橋慶
第062話 山本麻子
第061話 木村孝
第060話 田島由香子
第059話 石井英史
第058話 巻山春菜
第057話 多苗尚志
第056話 梅沢由香里
第054話 西村友恵
第053話 山口絵美
第052話 高木大
第050話 武藤貴宏
第049話 高橋早苗
第047話 清水元承
第046話 貴田真由美
第045話 伊藤敦子
第044話 シミズヨシユキ
第043話 武藤正幸
第042話 木村音詩郎
第041話 中村文則
第040話 野口幸恵
第039話 深森らえる
第038話 貫名洋次
第037話 黒澤世莉
第036話 大澤舞理子
第035話 石井貴士
第034話 高橋章子
第033話 和田麗奈
第029話 佐々木孝仁
第028話 縄手真人
第026話 五十川藍子
第024話 石田直己
第023話 鶴田玲子
第022話 杉原磨都美
第021話 石倉美穂
第020話 工藤妙子
第017話 石井千尋
第016話 見市礁
第013話 滝田佐那子
第012話 岡田真希子
第011話 田中直美
第008話 今西奈美
第006話 もがみたかふみ
第004話 佐藤愛
第003話 岩崎久美
第002話 田中藍
第001話 和田清華
第002回公開インタビュー
第002回ワークショップ
第001回ワークショップ